元テーマパークダンサーyuyuです!
「育児ノート」シリーズでは、私自身の育児に関する経験から得た情報等をお届けできればと思います。
「3歳までの正しいスキンケアがその後の人生の肌を決める」
妊娠するずっと前に友人から聞いたこの言葉は強烈で、私自身肌が弱いこともあり、子どもができたら肌のお手入れはちゃんとしてあげたいなと思ったことを覚えています。
◆赤ちゃんのスキンケアはなぜ必要なの?
赤ちゃんの表皮の厚さは大人の半分ほどで、角質水分保持機能も低く、非常に乾燥しやすい状態で生まれてきます。赤ちゃんの肌は自力で健康を保つのが難しく、3歳くらいまでの間に肌が形成されていくため、生まれてすぐのタイミングから保湿ケアを行って肌を乾燥から守り、肌のターンオーバー(新陳代謝)やバリア機能を低下させない必要があります。赤ちゃんの肌は薄くて未成熟なため、肌を外部刺激から守り、体内の水分が過度に蒸散するのを防ぐ、肌のバリア機能の働きが弱いのです。
◆毎日スキンケアしていても逃れられない?!「乳児湿疹」とは…
妊娠中に雑誌やインスタで情報を集め、ボディーソープと保湿ローションを準備し、出産後は毎日の沐浴と朝晩のスキンケアを欠かしませんでした。それでも生後1ヶ月を過ぎた頃には乳児湿疹で息子の肌はボロボロに…。
乳児湿疹とは、赤ちゃんの肌トラブルの総称です。乳児は生後2~4ヶ月頃まで皮脂分泌が盛んで、その後は急激に減少するため皮膚トラブルを起こしやすく、湿疹が悪化しやすいのも特徴の一つです。湿疹は、赤いポツポツしたもの、黄色いかさぶたやフケのようなもので覆われているもの、膿の流出があるものなどさまざまな形状があります。食べ物や繊維の刺激に触れやすい、口の周り・顎の周りを中心とした顔面をはじめ、皮脂の分泌が盛んな頭部、蒸れて汗がたまりやすい首回り、手首、足首などにも現れます。
◆皮膚科を受診して感じた薬の必要性
息子の場合、痒そうにしていたこともあり皮膚科を受診しました。皮膚科の先生に言われたのは「長引かせると、その分肌の負担になってしまうから、薬(ロコイド軟膏)で1回バシッと治して、あとはスキンケアを頑張りましょう」ということでした。
ロコイド軟膏はステロイド外用薬のため、使用したくないと思う方もいると思います。しかし、私も過去にアレルギー性の皮膚の炎症があり、しばらく放置して薬を塗らずにいた結果、完治が難しくなり、痕も残ってしまいました。それを踏まえて、息子の薬を処方してもらいました。
◆薬の効果とスキンケアグッズの見直し
薬を使用して1週間ほどで、息子の肌はみるみる綺麗になっていきました。(恐るべき赤ちゃんの再生スピード…!)と同時に、スキンケアグッズを全て見直しました!これが息子の肌にも合っていたようで、1歳を過ぎた今も我が家のスタメンです。たまに湿疹が出た日は、痒そうな時だけ薬を塗ってそれ以上掻きむしらないようにし、スキンケアを念入りにすると、1日で元通りのツルツル肌になっています。
息子はベビーモデルの仕事をさせていただいているので、いつお仕事が入っても良いように、日々のスキンケアは大切にしています。(ベビーモデルのお話はまた別の記事で…)
◆我が家の一推しスキンケアグッズ
アルピュアイオンシャワー
主成分がミネラルイオン還元水のみで、化学成分フリー(100%自然由来成分)。洗顔・洗浄に使えるお肌にやさしい高機能クリアウォーターで、おしり拭きのタイミングや、シャワーが苦手な息子の顔を洗う際に使用しています。(ちなみに、私も朝洗顔で使用しています!)
nicoせっけん
「石油系成分、合成界面活性剤、鉱物油、合成香料、合成着色料、防腐剤はすべて不使用。天然由来成分100%の石けんです。ウチワサボテンオイルをはじめ、6種類の天然成分が肌を保湿し、汚れを落とします。」と公式にあるように、低刺激でお風呂上がりの肌がかさつきにくく、我が家ではこの石鹸を泡立てて、息子の身体を洗っています。
ナチュラルサイエンス ママ&キッズ ベビーヘアシャンプー
髪の毛が増えて、身体と同じもので洗うと髪の毛のゴワつきが気になったので、頭はシャンプーを使っています。赤ちゃんの頭皮の汚れや余分な皮脂はしっかり落としてくれて、髪の毛はしっとり、目や口に入っても大丈夫なところが気に入ってます。
ナチュラルサイエンス ママ&キッズ ベビーミルキーローション
ママのお腹の中で赤ちゃんを守っていた胎肪の類似成分(ベビーズエマルジョン)や、8種のうるおいアミノ酸が配合されています。ベタつかず、のびのよい乳状ローションでとても塗りやすく、朝とお風呂上がりに使用しています。
ナチュラルサイエンス ママ&キッズ ベビーミルキークリーム
ミルキーローション同様、ベビーズエマルジョンや、セラミド、アミノ酸が配合されていて、乾燥が気になる部分にミルキーローションの上から重ね塗りしています。伸びが良いので塗りやすく、しっとり感がミルキーローション以上にキープできます。
プロペト
プロペトはワセリンの一種で、石油から作られています。 石油から最初に得られる黄色ワセリンを精製したものを白色ワセリンといい、そこからさらに精製して不純物を取り除いたものがプロペトです。
特にご飯の前後、口周りの保護に使用しています。
◆まとめ
赤ちゃんによってスキンケア商品の合う合わないがあると思うので、必ずこれを使ったほうが良い!ということは言えません。ですが、試供品やクチコミ等を参考に、赤ちゃんに合ったスキンケアをしてあげることが大切だと思います。困った時は病院や保健師さん等に相談してみるのも良いと思います。
ママが1人で悩んでいたり不安に思っていると、赤ちゃんにも伝わってしまいます。ママも赤ちゃんも、ストレスは大敵です!
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