テーマパークダンサーになるには《理想の体型》

テーマパークダンサーになるには

 元テーマパークダンサーyuyuです!
「テーマパークダンサーになるには」シリーズでは、テーマパークダンサーになりたい人に少しでも役立つ情報をお届けできればと思います。


 テーマパークダンサーを目指す人がダンスの技術と同じくらい大切にしなければならないこと。それはズバリ!体型管理です。

◆テーマパークダンサーの平均身長は?

日本にある大手のテーマパークダンサーは、ざっくり身長で分けることができます。
大阪:平均162cm
舞浜:平均160cm
多摩:平均158cm
(これは、一緒に出演するキャラクターのサイズに影響すると言われています。)


◆オーディションに合格する人ってどんな人?

 手足の長さや顔立ちなど、もちろん人それぞれ個性はありますが、全く同じ技術を持った2人がオーディションにいた際、基本的にはスタイルが良い方が選ばれやすいです。(もちろん、オーディションで欲しい人材が明確であればそれに近い方が選ばれますが…)
 スタイルが良いということは、ある程度どんな衣装でも着こなせるので重宝されます。また体型管理ができる=自己管理ができ、自分に厳しく、プロ意識が高いという評価にも繋がります。


◆筆者yuyuってどんな体型だったの?

 私は現役時代、身長は160cm、体重は43kgをキープしていました。(年間2kg程の増減はありました。)出演者の中では痩せている方だったと思いますが、他の方々も基本的に身長マイナス110kg程度の体重をキープされていたのではないかなと思います。(直接体重を確認していたわけではないので、あくまで見た目での判断です!)
 体重を管理することも大切ですが、筋肉は重いので、人によっては見た目以上に体重が重かったり軽かったりすると思います。なので、ここでは体重を減らすこと=痩せることが最重要事項であるとは言いません。一般的に美しいと思われる体型を維持することが何より重要だと思います。
 体重はあくまでその目安に過ぎません。なぜなら、学生時代の私は現役時代とほぼ同じ身長・体重だったにも関わらず、肉付きが良く見え、バレエの先生からは常に「3kg痩せなさい」と言われ続けていたからです。10代特有のハリ感もあったと思いますし、何より「3kg痩せなきゃ…」という体重への強いストレスが、自分自身を苦しめ、痩せにくくしていたように今は思います。


◆どうやって体型管理すれば良いの?

 体型管理の方法は人によって様々です。
 私は朝昼はしっかり食べ、夜は帰宅が遅いことも多かったので、炭水化物は控え、ボウルいっぱいの豆腐サラダをメインに、なるべくタンパク質を摂取するよう心がけていました。元々、スナック菓子などは食べませんでしたが、チョコレートが大好きだったので、我慢はし過ぎず、制限だけするようにして、頑張った日などはいつもより多く食べたり、高いものを食べるなどご褒美制にしていました。
 体型管理に対してストレスを感じないように自分でルールを決め、自分で自分のモチベーションを高めてあげることは、とても大事なことだと思います。


◆体型管理するために絶対にやった方が良いことって?

 テーマパークダンサーを目指す人にとって運動は日常で、毎日のようにダンスレッスンを受けていると思うので、カロリー消費に関しては気にしすぎる必要はないと思います。大事なのは疲れや浮腫を溜めないようマッサージ等で身体をほぐすこと、毎日温かい湯船に浸かり、代謝を上げることです。
 また、最近はアプリ等で記録をつけたり、骨格診断などで自分に合ったストレッチや筋トレの方法を模索し試してるのも良いと思います。


◆まとめ

 一度体型が崩れてしまうと、ベストの状態に戻すことは維持することよりも数倍困難です。(私自身、ずっと体型を維持してきたので、出産後に体型を戻すことは本当に苦労しました…)
 また、体型管理のための行動は、肌の調子などを整え、美容効果も発揮します。テーマパークダンサーは美しさも求められます。
 自分の憧れのダンサーや合格したいテーマパークの現役ダンサーなど、明確な理想の体型をイメージして、自分の体型管理をすることが、テーマパークダンサーになるための第一歩です!


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